俳優の伊勢谷友介さんが、16日ツイッターで批判してくるユーザーを「ネット右翼」と批判し、炎上する騒ぎになりました。
現在、このツイートは削除されているのですが、怒りは収まらず、フェイスブックにかなり難解な独自の理論を載せ、ネット上に無数の?(クエッションマーク)が浮かぶ事態となっています。→ ranking
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まずは、問題となった16日の伊勢谷友介さんの、ツイートを紹介します。
[以下引用]
「誰かを誹謗中傷したりする事で、自分がネット右翼となっている事を気がつかない人が多い。
ネット右翼が社会の足を引っ張る存在になるのだが、自意識がなければ、自分を正義と勘違いしている奴がいる。
元を正せば、昔からそんな雑誌も沢山ある。目的の中に生きなければ、自己判断も出来なくなる」(伊勢谷友介ツイッターより)
[引用ここまで]
炎上するコメントの中にも、疑問の声が上がっていて
「すいません。煽りもいいんですが、まず伊勢谷さんのネット右翼の定義を教えてください」
と、ツイートを返している方もいます。
批判が集中したこの「ネット右翼」という単語。
実はかなり定義が曖昧です。
[以下引用]
使用事例は様々で、外国人(主として朝鮮人、中国人)に対する人種差別的、排斥的な発言を行う者に対して用いられる例や、
単に保守的な政党もしくは政策を支持しただけで用いられる場合もあり、「ネット右翼」と呼ばれる対象に明確な基準は存在しない。
(引用元・ネット右翼 - Wikipedia)[引用ここまで]
なんだかよく分からない説明ですが、本来、右翼という言葉は政治的な意味が含まれるのですが、「ネット右翼」には、それが含まれない場合もあるようですね。
一体、誰がこんなややこしい言葉を開発されたのか?(笑)
それはさておき
一般論としてネトウヨ(ネット右翼)といえば、差別発言や荒らし行為をしている人を指しますね。
「自分の気に食わないことを言う人や、生理的に合わない人をネットでボロカスにする(攻撃)する」
しかも、その理由が、自己中心的なものである人。
だと私は解釈しました。(あくまで、私の解釈です)
まあ、最近、DV疑惑などで色々叩かれていただけに、うっぷんが溜まっていただけとも言えるのですが、
※伊勢谷友介さんと黒い方の噂(これが怒りの原因?)
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話を戻しますね。
ここからが、ちょっと興味深かったのです。
それは、伊勢谷友介さんフェイスブックでの論文?的な記事です。
すご〜く長いので、気になった点だけ抜粋しますね。
[以下引用]
最近、私はツィッターにおいて、爆発した。
(中略)
自らが望む望まないにも関わらず、弱者は自らのことを「みんな」という言葉であたかも自分が世界の基準だともいうように振る舞う。
そしていつの日か、弱者は守られて当然であり、そのうちに守ってくれないことを悪とし、攻撃し出す。
そして本人が気がつかないままに、ネット右翼となって行くのだ。
ネット社会の、弱者の暴力だ。
(引用元・伊勢谷友介 フェイスブックより)
[引用ここまで]
ここまでは、ツイッターで集中砲火を浴びたことへの反論でしょう。
でも、ここから議論は一気に次のステージに
[以下引用]
現在までの農協のシステムは、公平性という理念のもとで就労者たちの競争力を低下させ、良いものを作ろうとする生産者の最も大切なモチベーションを削る。
しかし、今度はそれを守る為の助成金があてがわれ、それ自体の成長を逆行させる。
この構図は、現在殆どその現実性を失いつつ有る、共産主義の現実と似たところだ。
(中略)
もう1つ例を挙げると、一時期、小学校の運動会において、競争に順位をつけない事で生まれた弊害も記憶に新しい。
私たち人間の性能は、それぞれの特性を生かしあう事で差異が生まれ、成長に繋がる。
差異や特異性を認める事こそが、出来る事を発見していく原動力になるのだが、それを奪ってしまう事で、全体の能力の低下は著しかった。
最近の日本でも、「バラマキ」と揶揄されるような、弱者を守るためという大きな大義のもと、多くの競争力を奪い、世界において関税なしには維持出来ない体制を作っている。
TPP参加に対し二の足を踏まざるを得ないのは、これまでの「悪しき良心」が競争力を奪った事も大きい。
(引用元・伊勢谷友介 フェイスブックより)
[引用ここまで]
ご興味ある方は全文をお読みください→伊勢谷友介フェイスブック
これを読むと、ただ単にネットでの嫌がらせに怒っているのではなく、日本の政治や農業政策についても疑問を投げかけているようですね。
伊勢谷友介さんといえば、東日本大震災で被災した子供達に卒業式を開いてあげたり、リバース・プロジェクトという団体を立ち上げ、環境や食、教育についての活動を精力的に行なっていますね。
ただ、、【伝える】っていうことは理論武装を解除して、みんなにわかりやすい言葉で表すってことだと思います。
伊勢谷友介さんの文章を読んでいて、正直、分かりにくいなと思いました。
あと、気になった箇所は
そしていつの日か、弱者は守られて当然であり、そのうちに守ってくれないことを悪とし、攻撃し出す。
伊勢谷友介さんの書いた「弱者」って誰のことを指すのでしょうか?
この言葉だけは、ちょっと(誤解されても仕方ない)と思いました。
今の時代ほとんどの人は、「弱者」じゃないでしょうか?
その人々の「声にならない声」を届けるために、伊勢谷友介さんは活動されているのではないでしょうか?
だったら、「弱者」なんてうかつに使ったらダメだと思いますね。
【伝える人】と【伝わる人】には常に「誤解」という高い壁があるのは、ネットもリアルも同じ事。
伊勢谷友介さんには、その高い壁を壊すような存在になって欲しいですね。
【4月18日追記】
伊勢谷友介さんが、自身のフェイスブックにて謝罪されたそうです。
[以下引用]
「先日のツィートで、きちんとした定義と、意味を理解しないまま『ネットウヨク』という言葉を使ってしまったことで、僕の意図とは別の、多くの誤解を招いてしまった事をお詫びします。
改めて、ここで言葉の意味を言及することはせず、全く妥当な言葉ではなかったと言うことをはっきりとお伝えしたい」
(伊勢谷友介フェイスブックより)
[引用ここまで]
ただ、その後の記事では、ご自身の考えを熱く語っておられるので、気になる方はご覧になってください。(かなり、長いです)
→伊勢谷友介フェイスブック
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