話題になったDaiGoさんの本を読みました。
今まで、メンタリストという肩書きにどうも抵抗があったのですが、
「これがメンタリズムです メンタリストになれる本」は等身大のDaiGoさんが
垣間見える内容なのですが、何故このタイトルになったのでしょう?

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この本で私が一番惹きつけられたのは、なんといってもフォーク曲げの連続写真です。
DaiGoさんの手の中でフォークが、まるで生き物のようにグニャグニャと曲がっていくのは様子は圧巻です。
何度見ても、凄いなと思うのですがやはり仕組みは判りません。
私が最初にDaiGoさんを観たのは、テレビで「本当に超能力が存在するのか検証する」という番組でした。
今でも、あの時の衝撃は忘れません。
今まで、見ていたスプーン曲げってなんだったんだろう?
そう思いました。でも、その放送の中で彼はハッキリと
「これは、超能力ではなくタネのあるマジックです」
と断言していたことを鮮明に覚えています。
「これがメンタリズムです メンタリストになれる本」という本から私は
DaiGoさんから、[これにみんな飛びつくけど、フォーク曲げを見て欲しいわけじゃない]
という、メッセージを受け取りました。そして、そのメッセージこそが
彼の本当に本書で伝えたかったことなのではないかと思うのです。
もう一つ、興味深かったのは「笑っていいとも!」に出演した際、生放送で大失敗した時の様子が、打ち合わせからテレビ局とのやり取りの様子まで詳しく語られていること。
「中居正広の金曜日のスマたちへ」は、若干演出がきつめなので、あまり鵜呑みにはしないのですが、DaiGoさんをみているとなんか痛々しく感じました。
それは、パネラーや番組スタッフもドラマチックな演出を今か今かと待っている。
その様子も含めて、彼は芸能界を引退したいと思ったのではないでしょうか?
そして、本書で明かされる数々のエピソードとタネ明かしは、非常に淡白に語られています。
対照的に「人の心を読む」ことで人を幸せにしたい。
そして、パートナーへの感謝といった話題に触れる時は、DaiGoは生き生きと語っています。
これは私の推測ですが、「これがメンタリズムです メンタリストになれる本」という不思議なタイトルは、出版社の要望なのではないかと思います。
確かに、メンタリズムについても語られている。
でも、言葉の端々に彼の葛藤や、テレビや芸能界に対しての冷めた感情、
いや、もううんざりだという嫌悪感すら感じ取れる。
そして、結論からすると、この本を読んだからといって、メンタリストになれるわけではない。
でも、DaiGoはそれをわかった上で戦おうとしているのだと思う。
そして、そんな彼から私は自分と真剣に向き合う勇気をもらいました。
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この本の魅力でもある、フォーク曲げの連続写真は文庫になってからでは見づらいと思うので、単行本を強くお勧めします。
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気持ちが折れそうな時に、何度でも読み返したい本です。
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